白馬ひふみ(廊下・ダイニングルーム他)

共用部に「和のしつらえ」を施して、心豊かなおもてなし空間にリフォーム。

  • お客さまの動線上に施した「しつらえ」。アートコーディネイトは彫刻家の高須英輔氏に依頼し、コラボレイト。

  • 椅子を使っていた囲炉裏は、畳に座るスタイルに変更。

  • イタリア人デザイナーの手による存在感のあるソファが、和の空間に融和

  • テーブルや照明のレイアウトを変更。照明を追加して、すっきりとした印象を演出。

  • 途切れ途切れだった照明を連続したラインに変更しただけで、広く感じられる廊下に。

海外からのお客さまも多いホテルの共用部をリフォームしました。
基本コンセプトは、豪華さを追求するのではなく、「和」の持つ精神性を重視して空間の質を高めていくこと。
伝統文化を受け継ぐ「道行」「あたり」「わび・さび」などをキーワードに、宿泊客の動線上に「しつらえ」を施して、視覚的なポイントとしました。
また、バラバラだった木製の造作の色や照明の色温度(温かみのある電球色)を統一し、インテリアを端正に演出しています。

Reform data

【リフォーム箇所】
1Fエントランス他
【築年数】
16年(平成17年改築)
【リフォーム面積】
約200m²
【施工期間】
2週間
【建物種類】
ホテル
【所在地】
長野県

担当デザイナーから一言

ホテルの皆さまのご協力のもと、スタッフが一丸となって取り組み、年末の繁忙期の前の2週間で完成という条件を、無事にクリアすることができました。