旅館 紅鮎(アプローチ・エントランス他)

ロビーをバリアフリーの大空間にリフォーム。外にデッキを連続させて,一層の広がりを演出。

  • ロビー中央に囲炉裏を設置。ソファとの配置に違和感が生まれないように、素材や照明を工夫

  • 客室のデッキは、眺望を楽しむアウトリビングに

  • ロビーの外に、床がフラットに続くウッドデッキ

  • 生垣だった場所に版築という築造法で塀を設け、旅館の存在をアピール。

  • 景観の邪魔にならないよう、手すりの形状にも配慮

「和を意識したおしゃれな雰囲気と、わが家に帰ってきたようなくつろぎ感がほしい」というご要望に、懐かしさの中に斬新さを加えたデザインでお応えしました。
いくつかに仕切られていたロビーは、広々とした空間にリフォーム。段差を解消し、囲炉裏も設けています。
また、「紅鮎」の"紅"を内装で表現することを提案。濃い紅色を風に揺れる木製ルーバーの背面に使い、やわらかな印象の"紅"になるように演出しています。
さらに、外にデッキを設けて、眼前の湖を一層近く感じられるように工夫しました。

Reform data

【リフォーム箇所】
アプローチ、エントランス他
【築年数】
20年
【リフォーム面積】
約150m²
【施工期間】
内部10日間、外部16日間
【建物種類】
旅館
【所在地】
滋賀県

担当デザイナーから一言

ホテルの皆さまのご協力のもと、スタッフが一丸となって取り組み、年末の繁忙期の前の2週間で完成という条件を、無事にクリアすることができました。