飛鳥荘(客室)

古都の旅館の客室を、モダンな和の空間にリフォーム。

  • 足ざわりのよい“ちょうな(釿)仕上げ”のパインフローリング(無垢材)が、室内にあたたかみを演出

  • 腰掛けやすく、上がりやすい、30cmの高低差

  • ベッドを片付けると、畳敷きのくつろぎの空間に

  • 間接照明や床下の照明により、陰影のある落ち着いた雰囲気に

  • 木彫と鏡張りの引き戸の中は金庫と冷蔵庫

隣り合った部屋で宿泊費も同じだっため、特別な違いが生まれないように配慮しました。
空間に変化を与えるために、間仕切り壁をやや斜めに設置。
日常ではあまり体験できないような面白みのある空間づくりをご提案しています。
室内には30cmの高低差を設け、段差の内部には間接照明を組み込み足元を照らすようにしました。
また、一方の壁面は木目調のワーロン(プラスチックシート)を採用し、間接照明でモダンな雰囲気を演出しています。

Reform data

【リフォーム箇所】
客室2室
【築年数】
40年(増築部25年)
【リフォーム面積】
約29.5m²×2室
【施工期間】
20日(11:00〜15:00)
【建物種類】
旅館
【所在地】
奈良県

担当デザイナーから一言

リフォームの工事は、チェックアウトとチェックインの間の時間に限定して行いました。営業への影響も最小限に抑えられ、喜んでいただけました。