片付けの仕方とは?

手順・コツ・注意点まで徹底解説

部屋がすぐに散らかってしまう人は、片付けの仕方や収納の方法が間違っているのかもしれません。基本的な片付けの仕方や収納方法を解説していくため、一度自分の片付け方を見直してみましょう。整理整頓された部屋を維持するために必要なルールやコツについても解説していきます。

01.部屋の片付けの仕方を徹底解説

家の中はたくさんの物であふれています。一般的な4人家族の場合、家の中の物の数はおよそ10,000点以上。これらの物をきちんと収納してきれいな部屋を保つためには、片付けのルールや工夫を決めて家族みんなで実行していくことが大切です。

「片付け方が分からない」「片付けても部屋がすぐに散らかってしまう」という方は、一度片付けの方法を見直してみましょう。片付けの手順やコツ、整理整頓された部屋を保つ方法について解説していきます。

02.片付けの仕方を覚えるメリット

片付けの仕方を覚えて整理整頓された部屋を維持できるようになると、部屋の見た目以上にたくさんの嬉しい効果があります。例えば、持ち物を把握しやすくなるため、買い物の際に不必要な物を買うことが減り経済的効果につながるでしょう。さらに、物をスムーズに見つけられるようになるため、時間の節約にもつながります。

また、「部屋は心をうつす鏡」という言葉があるように、部屋の状態は精神面にも影響があるといわれています。散らかった部屋で生活をしていると、「片付けをしないといけない」と常にストレスを感じたり、物の場所が分からなくてイライラしたり、精神衛生上良くありません。スッキリした気持ちで快適な生活を送れるよう、片付けの仕方を覚えていきましょう。

03.自分でできる!片付けの仕方

片付けには人それぞれ色々な方法があります。いつも部屋が片付いている人は、自分に合った片付け方を知っており、きちんとルーチン化できている場合が多いです。反対に部屋がすぐに散らかってしまう人は、正しい片付け方を知らなかったり、そもそも収納の方法が自分の生活に合っていなかったりするようです。

普段の自己流の方法ではなく、一度基本の片付け方で部屋を片付けてみましょう。ここからは、準備するものから手順まで、最も基本的な片付けの仕方を解説していきます。

準備するもの

  • ゴミ袋
  • ハサミ
  • ダンボール

片付けが苦手な人は、途中で必要な物が無いことに気づくと、集中力が途切れてしまい作業が後回しになってしまいがちです。作業を開始する前に、片付けに必要になるものを準備しておきましょう。

不要になったものをまとめるゴミ袋や紐、紐を切るハサミ、物を分類する際やとりあえずの収納場所として役に立つダンボールを準備してください。収納グッズは先に購入すると無駄になったり合わなかったりする場合があるので、片付けが終わってから必要な分だけを購入するようにしましょう。

片付けの仕方と手順

手順 片付けの仕方
1 作業スペースを確保
2 エリアごとに「必要・不要・保留」で分類
3 「保留」を厳選して段ボールに収納
4 「必要」な物をジャンル分けする
5 ジャンルごとに収納する場所を決める
6 使用頻度でさらに分類する

基本的な片付けの仕方は6つのステップに分かれています。まずは、片付けの流れを確認しておきましょう。

初めに作業スペースを確保するために床を片付け、 できたスペースを使用して「必要・不要・保留」でエリアごとに物を分類していきます。なるべく「必要・不要」で分類しますが、「保留」となった物は厳選してダンボールに収納してください。「不要」な物はゴミ袋や紐でまとめて、「必要」な物を洋服や書類といったようにジャンル分けしていきます。ジャンルごとに収納する場所を決めて、さらに使用頻度で分類して収納します。

まずは作業スペースを確保

床にも物が散乱している場合には、まず床に直置きしているものの片付けから始めます。作業スペースを確保するための片付けなので、この段階ではまだ収納をしたり、きれいに片付けたりする必要はありません。とりあえず床に場所を空けることを優先して片付けましょう。

食品類のゴミやチラシなど明らかに不要なものはゴミ袋に入れてください。地域によってゴミの分別方法が異なるため、あらかじめ調べておくと作業がスムーズに進みます。タオルや一度着た服は洗濯機に、食器類はキッチンにといったように、すぐに判断がつくものは、あるべき場所に運びましょう。

エリアごとに「必要・不要・保留」で分類

床に作業スペースができたら、キッチン、リビング、クローゼットなど、エリアを区切って片付けをします。一気に片付けようとすると、物が溢れて手が付けられなくなってしまうため、少しずつ作業していきましょう。

物を一度出して、「必要・不要・保留」の3つに分類してください。「この1年間で使ったことがない物は不要」「ワンシーズン着なかった服は不要」「複数ある物は一つだけ残す」といったように、最初に判断の軸を決めておくと、スムーズに作業を進めることができます。判断の軸を決めずに作業してしまうと、「いつか使うかも」と思いなかなか捨てられなくなってしまいます。片付けには断捨離も大切なので、あまり「保留」を増やしすぎないよう注意しましょう。

「保留」を厳選して段ボールに収納

「必要・不要・保留」で分類が終わったら、「不要」な物はゴミ袋や紐でまとめて処分しましょう。まだ判断がつかず「保留」にするものは、なるべく厳選した上でダンボールの中に一旦収納していきます。

「保留」になる物の中で多いジャンルが「思い出の品」。使うことはないけれど捨てられずに困っている方も多いようです。「思い出の品」が場所をとってしまう場合は、写真に収めて物自体は処分したり、実家に送って保存してもらったりすると、片付けがはかどります。

「必要」な物をジャンル分けする

「不要・保留」の片付けが終わったら、次に「必要」と判断したものをジャンルごとに分類していきます。自分の持ち物の中で占める割合が多いジャンルから分類していくと、作業が早く進むのでおすすめです。一般的に多いものとしては、「服」「本・雑誌」「趣味用品」「文房具」などがあげられます。

「靴・スリッパ」「薬」「書類」「美容グッズ」「アクセサリー」「食品類」など、細々とした物も分類しておくと、収納の際にスムーズに作業することができます。ジャンル分けには細かいルールは無いので、自分が生活する中で「一緒に収納しておくと便利だ」と思うものは、同じジャンルに分類して構いません。

ジャンルごとに収納場所を決める

「必要」な物のジャンル分けができたら、収納する部屋を決めて運びます。普段からその物をよく使う部屋に収納するようにしましょう。全てのエリアのジャンル分けが終了し、自分の持ち物の全貌が見えたら、収納場所を決めていきます。

物が収納場所に収まらないときには、収納グッズを増やすのではなく、収納できるよう物を減らすことも必要です。部屋が片付かない人の中には、「捨てるのは勿体ない」と思い、必要以上にストックを持っている場合もあります。

使用頻度でさらに分類

収納場所が決まったら、それぞれ使用頻度ごとに分類して収納していきます。使用頻度ごとに分類することで、物をとり出しやすくなったり、不要なものまで取りだして部屋が散らかることを防いだりすることができます。毎日使うものを一番取り出しやすいところに置き、次に週に一回使うものなど順番に収納してください。季節限定で使うものなどは、箱にしまって収納するのがおすすめです。

例えば洋服なら、毎日使用する学校や会社の制服を一番上の棚の一番手前に配置し、季節外れの洋服は奥の方へしまったり、ケースに収納したりすると良いでしょう。生活リズムに合う収納を心掛けると、部屋が散らかりにくくなります。

片付けるときのコツ

片づけには3つのコツがあります。

04.片付いた部屋を維持するコツ

せっかく部屋をきれいに片付けても、すぐに散らかった部屋に戻ってしまうと、「どうせすぐに散らかるなら片付ける意味がない」と、片付ける意欲がなくなってしまいます。片付けが終わったら、整理整頓された部屋を維持できるよう、いくつかのルールを決めておくと良いでしょう。

片付いた部屋を維持するためには、片付けの習慣を身に付けることが必要です。「あとでまとめて片付けよう」と考えるのではなく、少しの時間で無理なく習慣化していきましょう。例えば、「毎朝5分だけ片付けよう」「テレビCMの時間は片付けをしよう」と決めておくと、片付けにかける時間は少しですが、毎日おこなうことできれいな部屋を維持することができます。

定期的に人を部屋に招く

掃除をする習慣が身に付くまでは、定期的に掃除をするきっかけをつくると片付いた部屋を維持することができます。例えば、毎週土曜は友達や親戚を家に招く予定を入れるようにすれば、一週間ごとに散らかった部屋をリセットすることができます。

何週間も片付けをしていないと、部屋を再びきれいな状態に戻すのに時間がかかってしまいます。しかし、一週間程度なら少し片付ければ整理整頓することができるので、短めの期間で定期的に人を部屋に招くと良いでしょう。

物を「床」に置かない

買ってきたものやカバン、一度着た服など、とりあえず床に物を置く癖がある人は、物を「床」に置かない習慣を身に付けましょう。床に物を置くと散らかって見える上に、いくらでも物を置けてしまうので、部屋はどんどん物で溢れてしまいます。

「物を置いていい場所はテーブルの上だけ」といったように、家庭内でルールを決めると実行しやすいでしょう。テーブルの上であれば、食事の前に片付ける習慣を身につけることもできるのでおすすめです。

「定位置に戻す」ことを癖にする

使ったら使いっぱなしにしてしまう癖があると、部屋はすぐに散らかってしまいます。物を置く場所が決まっていないため、物が出しっぱなしになっている場合もあります。まずは、物の収納場所や定位置をそれぞれ決めることが大切です。「物を使ったら定位置に戻す」ということを意識して生活すると、整理整頓された部屋を維持することができます。

常に定位置以外の場所に置いてしまう物は、置き場所を見直すべきかもしれません。物の場所は使いやすくしまいやすいように、自分の生活に合う場所を選びましょう。

05.片付けが難しい場合は「ウチノコトサービス」の利用がおすすめ

サービス名 ウチノコトサービス
片付けスタッフ 経験豊富な片付けのプロ
片付けの質 住宅メーカーならではのきめ細やかな片付けサービスとアドバイス
地域 全国
評価 ★★★★★
電話番号 0120-418-330(受付 9-18時 年末年始を除く)
公式HP https://www.misawa.co.jp/reform/uchinokoto/

「片付けが上手くいかない」「片付けをする時間がない」という方は、プロに片付けをおまかせするのもおすすめです。プロに片付けや収納を依頼すると自分の家に合った整理整頓をおこなってくれるので、住みやすい部屋を手に入れることができるでしょう。

ウチノコトサービスでは、経験豊富な片付けのプロが家の片付けをしてくれる、「片付けお手伝いサービス」というプランがあります。ハウスメーカーとしてよく知られるミサワホームが紹介するサービスなので、品質はもちろん、安心してご利用いただけます。

サービスの詳細

片付け梱包サービス 家具移動サービス
料金 段ボール20箱まで/89,100円(税込)
段ボール40箱まで/106,380円(税込)
4点まで1回につき
32,400円(税込)
サービス内容 段ボールに整理して納めるサービス 1人で移動させるのが難しい大きな家具を、希望する場所へ移動

ウチノコトサービスでは、「片付けお手伝いサービス」の他に、「ハウスクリーニング」のサービスなどのプランも用意されています。家の清掃など気になる部分がある場合は、一緒に依頼することをおすすめします。

利用の流れ

ウチノコトサービスを申し込む際の利用の流れをご案内します。まずは0120‐418‐330に電話をして、ウチノコトサービスを依頼します。受付時間は9:00~18:00で、年末年始はお休みです。

ウチノコトサービス依頼後にサービス会社から、事前準備のご連絡と作業内容のお打合せを行います。お打合せ内容にしたがって、各種サービスを実施いたします。サービス終了後、ご請求にて精算させていただきます。

キャンセル料金について

ウチノコトサービス申込み後にキャンセルをする場合は、必ずウチノコトサービスに再度ご連絡ください。作業日時に家にいないからといって、自動的にキャンセルになることはありません。

キャンセル料金は、作業前日の17時までに連絡いただいた場合は発生しません。それ以降にキャンセルをする場合は、スタッフの手配上キャンセル料としてサービス料金を全額支払う必要があるので、予定の変更等があった場合には早めに連絡をしてください。

06.片付けの仕方を知って片付け上手に!

「一気にきれいにしよう」と思うと、時間も体力も必要になり疲れてしまうので、まずは小さなエリアに区切って、片付けの手順通りに実践してみてください。片付けた後の快適な生活をイメージすることで、片付けのモチベーションにつながります。片付けを成功させて理想の暮らしを手に入れましょう。

時間がない場合や、物が多すぎて自分だけでは片付けられない場合は、全て自分で片付けようとするとストレスを感じてしまう場合があります。一度プロの片付けを検討してみると良いでしょう。

ウチノコトサービス

片付けお手伝いサービス

片付け梱包サービス

荷物の数が不安な方も安心プランです。

ダンボール20箱まで 作業目安2時間/2名 ¥89,100円(税込)
ダンボール40箱まで 作業目安3時間/2名 ¥106,380円(税込)

※ダンボールが40箱超える場合は、別途見積提示します。
※ダンボールSまたはMサイズに梱包します。Sサイズ(重いもの):346×346×339/Mサイズ(軽いもの):496×346×346(単位mm)
※リフォームのためのダンボール仮置きは作業の同一フロアのみです。他フロアへの移動や保管が発生する場合は、別途見積提示します。
※ダンボールの仕様は予告なく変更する場合がございます。(詳細は提携会社スタッフにご確認ください)

オプションサービス荷解き収納サービス

リフォームのために梱包した荷物を解梱し、取り出しやすいように整理しながら収納します。
片付け梱包サービスのセットでのご利用となります。

ダンボール20箱まで 作業目安2時間/2名 ¥52,380円(税込)
ダンボール40箱まで 作業目安3時間/2名 ¥63,180円(税込)

※荷解き収納サービスで指定のスペースに納まらない場合は、優先順位をつけて対応させていただきます。

オプションサービス家具移動サービス

一時的な家具の移動や、ご希望の場所への設置をいたします。
片付け梱包サービス、荷解き収納サービスとのセットでのご利用がおすすめです。

家具(ソファ・食器棚など)
4点まで1回につき 作業者/2名
¥32,400円(税込)

※家具移動(ソファ・食器棚など)サービスは同敷地内で4点までの2名作業です。(梱包及び荷解き収納サービスと同時提供できない場合は別途派遣対応いたします)
※大型金庫、ピアノ、仏壇など対応をお断りするアイテムもございます。

ご注文の流れ
お申込み
まずは下記申し込みボタンよりお申し込みください。
サービス案内
サービス会社より、事前準備のご連絡と作業内容のお打ち合わせを行います。
サービス提供
お打ち合わせ内容に従って各種サービスを実施いたします。
お支払い
サービス完了後、ご請求にて精算させていただきます。
注意事項

※お支払いについては提携会社より、別途ご案内いたします。
※貴重品などの取扱いは控えさせていただきますので、事前にご移動お願いいたします。
※エリアによってはサービスの提供ができない場合がございます。
※ご不明点は、スタッフよりご案内させていただきます。
※実際のサービスは、ミサワホーム(株)の提携会社のスタッフがお伺いいたします。

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